シックスの著「クリエイティブドラマティックス」の訳者、玉川大学教授の岡田陽さんは、子供の創造性を育てるために必要な配慮として、以下の9点をあげています。
ウォード教授が開発したクリエイティブ・ドラマティックスは、これらの要素をすべて含む、子供のための創造性開発訓練の方法です。
シックスは、「クリエイティブ・ドラマティックスの特色は、何よりも、子供自身が台本も何もない劇をその体と心で表現するという、そのことにある。当然、背景や小道具など通常の演劇に使われる技術的なものはいっさい不要である」といいます。
この技法は、グループの中にその一員として加わることで、個人の精神の成長を促し、活気あるグループ活動の中で自己表現を可能にし、他との協調精神を身につけさせる効果があります。
この技法の実施では、次の基本パターンに従って子供たちを指導します。